おもしろい旅のプランをつくるためにはどんな工夫が必要でしょう?
修学旅行、卒業旅行、ずっと大人になってからの京都への旅行。
お寺を回ったり、和菓子を食べたり、それだけでは物足りなくないですか?
このWebページでは、文理融合授業・ワークショップ推進チーム「チームGANTT」の大学教員が
京都そのものを「教科書」にみたてて、「京都と学び」をテーマにした旅行プランを提案します。
3つのテーマに沿って、新しい京都の歩き方にチャレンジしましょう!
また、このWebは魅力的な京都旅行のプランづくりのガイドにもなっています。
みなさんが楽しみながら有意義に「まなぶ」ことのできるプランづくりを手助けします。
京都には興味深いものがたくさんあります。しかし、「京都に旅行に行こう」ということになると、みなさんの組むプランは、「とりあえず神社仏閣は行っておこう」とか、「ガイドブックに載っている話題の場所に行こう」といった受け身のプランになりがちではないでしょうか。その結果、その場所に関心をもてず、当日はこっそり行くのをやめたり、事前に車を予約しているからしかたなく行ったけれども、じつはあまり楽しくなかったり、ということになっていませんか。
京都に多いのは、江戸時代や明治時代から残る建物です。それより古いものは、じつはそれほど多くありません。碁盤の目の道路は、平安時代に基礎がつくられましたが、その後変更された部分もあります。秋の紅葉は有名ですが、初夏の緑色のモミジの美しさも捨てがたいものです。
京都の人は総じて「新しもん」好きです。じつは京都の人は日本でいちばんパンを食べ、コーヒーを飲んでいるって知っていますか。これまでにない新しい目で、現代の京都とむかしの京都を眺めて、旅行のプランを見直してみませんか?
例えばこんな方法はいかが?
・・・なにかテーマを一つ決めてみる!「京都と○○」「京都の○○」
○ 時代・テーマ重視プラン 「京都と○○時代」
歴史の教科書で興味のある時代またはテーマを決める。
テーマにあう場所をたくさん見つけだし、そのなかから目的地を選んでルートを組む。
○ まち歩き満喫プラン 「京都の○○地区」
テーマは決めずに、田の字地区、鴨川、梅小路公園など、歩く地域だけを決める。
当日は、京都のまちをゆっくり歩いてまわりながら、おもしろそうなものを探しだす。
○ 京都御苑ぶらぶらプラン 「京都と日本の中心」
京都御所に行き、まわりの公園(京都御苑)を歩く。お金もかからないし、苑内のあちこちにある
案内板を探して読むだけでも勉強になる。ただし、御所の壁には近づかないように。
○ 古地図活用プラン 「いまの京都と、古地図の京都」
京都には現代の地図と変わらないぐらい精巧な古い地図「京都市明細図」があります。
古い地図と現代地図を比較して、タイムスリップを実感してみよう!
「チームGANTT」が提案する3つのプランは
「京都と首都」「京都と自然」「京都と科学」です。
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京都はいまも日本の首都か?!
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自然に囲まれた京都のまち
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京都で「科学」するということ
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このWebページの基となった冊子は京都産学公連携機構から平成28 年度「文理融合・文系産学連携促進事業」の助成を受けて作成されました。また冊子の制作協力は京都通信社によるもの、デザインは納富進氏(スタジオ・トラミーケ)によるものです。
・京都通信社:http://www.kyoto-info.com/
・スタジオ・トラミーケ:http://tramiche.la.coocan.jp/ http://tramiche.la.coocan.jp/gantt.html