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文理融合複数教員による出前授業やワークショップ活動

活動報告report

チームGANTTの結成

2013年7月
京都大学学際研究アイデアコンテスト(後述)への応募をきっかけに結成。
(メンバー全員、その時初めて会いました)→以降、継続的な活動を開始。

高校などへの出前講義の実施

複数教員による文理融合講義を高校生などに実施してきました。

2014年3月17日
宮城県立古川黎明高校にて講義(1クラス×3回)。
「物理を使って京都を探求しよう」(3名での融合講義)
(京都大学研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム
「分野横断プラットフォーム構築企画 研究会・WS実施支援企画」による)

※講義の様子の一コマ。常見による「光」のお話(偏光板を使用)。
 手前には安藤の「京都の地図と名所パズル」もみえます。
2014年7月23日
花園高等学校(京都市)にて講義(2クラス×1回)。
「物理を使って京都を探求しよう」(3名での融合講義)
2015年1月21日
宮城県水産高等学校にて講義(4クラス×1回)。
「総合学習理科:なぜ人は海に魅了されるのか?」(4名での融合講義)
(京都大学研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム
「分野横断プラットフォーム構築企画 研究会・WS実施支援企画」による)
2015年5月30日
私立清教学園高等学校(河内長野市)にて講義(約70名×1回)。
「大学での『研究』とは何か、そのウラとオモテ
 〜いま受けている高校の授業すべてが将来に繋がる〜」(2名での融合講義)
2016年1月29日
福島県立安達高等学校(二本松市)にて講義(1クラス×2回)
「物理を使って京都を探究しよう」(4名での融合講義)

講義の様子(上)および使用したポスター(1枚のみで50分講義:下)


+ ワークショップ(約30名)
「社会で問われる!課題の見つけかた、解決のしかた
 〜研究のプロはこうしている!〜」(4名での融合ワークショップ)

※同高校のホームページで紹介されました。>> こちら
  
 (写真は安達高校ホームページより)
 また講義やワークショップの様子は地元紙でも紹介されました。
 (福島民報 2月2日、福島民友 2月1日)
2016年6月18日
京都府立田辺高等学校にて出前授業(1クラス×1回)
「身近なものから学問を考える」(3名での融合講義)
+ ワークショップ 「身近なものから学問を考えてみよう」
2016年8月17日〜23日
京都府立田辺高等学校にて出前授業(1クラス×1回)
「様々な知識・技術に基づいた自然探求 -講義とワークショップ-」
(1名での講義×17時間+2名での融合フィールドワーク×9時間)
於 田辺高等学校および京都大学吉田キャンパス
 
  ※左:地下探査実習の様子。右:歴史的神社や「天井川」を歩く。
2016年8月31日
福島県立安達高等学校(二本松市)にて講義(1学年:197名)
「テーマを持って京都を探索しよう!」 於 福島県男女共生センター
※2名での融合講義+カードゲームを用いたワークショップ

※講義の様子(スクリーンには平安京時代の通りの地図)。
 このあと、総勢200名超でカードゲームを実施しました!
※安達高校のホームページでは当日の様子が詳しく詳解されています。
 → 京都大学・滋賀大学の講師陣による文理融合型講義を実施しました。
2016年6月24日〜10月1日
福島県立安達高等学校にて高校生に研究指導(7グループ)
(4名での合同指導)
※その後も2週間毎に、Skypeでの研究指導を継続(1グループ)
  ↓
安達高校の高校生2名が「2016年日本地理学会秋季学術大会」の高校生ポスターセッションで発表(2016年9月30〜10月1日)、会長賞を受賞しました!

安達直紀・遠藤愛夕(福島県立安達高等学校)
福島県二本松・杉田地区の阿武隈川流域における浸水想定区域図の検証

(会長賞は全2件、理事長賞は該当作なし)
http://www.ajg.or.jp/ajg/2016/10/2016-27.html


※発表当日の様子。大学の先生や他校の高校生に研究成果を解説中。
※安達高校のホームページでは当日の様子が詳しく詳解されています。
 → 日本地理学会秋季大会で研究結果を発表してきました。
2017年6月3日,
  8月7〜9日, 17〜18日
京都府立田辺高等学校にて出前授業および野外実習
(大学教員合計5名での指導:京大・滋賀大・大阪教育大)
「様々な知識・技術に基づいた自然探求 -講義とワークショップ-」
(2名での講義×約13時間+2名での融合フィールドワーク×約7時間
               +3名でのワークショップ×約11時間)
於 田辺高等学校および京都大学吉田キャンパス

  ※左:ワークショップ時の様子。右:野外での地下探査実習の様子

※本活動が京都新聞夕刊1面に紹介されました(2017年8月24日)
 詳しくはこちらを御覧ください。>> クリック
「文理融合」で学ぶ面白さ解く 若手研究者ら出張授業
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170827000125
  
2017年10月31日
私立清教学園高等学校(河内長野市)にて講義(約40名×1回)。
「大学での『研究』とは何か、そのウラとオモテ
 〜いま受けている高校の授業すべてが将来に繋がる〜」(2名での融合講義)
2018年2月23日
岩手県立水沢高等学校にて講義(約240名)
「文理融合授業からの提言 高校の授業すべてが将来に繋がる」
(3名での融合講義)
2018年8月20〜21日
京都大学吉田キャンパス・京都大学総合博物館にて、京都府立田辺高等学校工学探究科生徒へのワークショップ「問題発見と課題解決を学ぶ」を開催
(約40名が参加)(2名および3名での融合講義も実施)
詳しくはこちら
2019年6月19日
私立清教学園高等学校(河内長野市)にて講義(約30名×1回)。
「大学での『研究』とは何か、そのウラとオモテ
 〜いま受けている高校の授業すべてが将来に繋がる〜」(2名での融合講義)
2020年3月〜5月
福島県立磐城桜丘高校での探求講義(ワークショップ)の内容や進め方について、チームGANTTと同高校教諭間でオンライン・ミーティングを行いました(複数回)。
2021年4月〜2022年3月
 (2021年4月20日)
 (2021年5月18日)
 (2022年2月15日)等
福島県立磐城桜丘高校での探求講義(ワークショップ)の内容や進め方について、チームGANTTと同高校教諭間でオンライン・ミーティングを行いました(複数回)。
これに基づき4月20日と5月18日、チームGANTTの講師4名が「探求におけるアイデア」についてのオンライン講義を行いました。また5月18日等には、テーマ「SDGs(持続可能な開発目標)と将来の職業」について、高校2年生約240名とオンラインでワークショップを行いました。参加した生徒さんからは130を超える疑問・質問・意見などが寄せられましたので、チームGANTTの講師4名でその全てに、講師自らの知識・経験に基づいてコメントを行いました。
SDGsやなりたい職業についての理解が深まっただけではなく、教科書に載っていないような様々な物事への取り組み方についても、講師と生徒で意見交換ができる「オンライン」ならではのワークショップとなりました。
年が明けて2月15日には、多数の探究学習の中から選ばれた14件によるプレゼン大会が行われました。チームGANTTも参加して、オンラインで議論を行いました。またあわせて、同高校の科学部の研究指導(オンライン)も行いました。
2022年4月〜2023年3月
 (2022年4月26日)
 (2022年6月14日)
 (2023年1月18日)
前年度に引き続き、福島県立磐城桜丘高校にて、オンラインでの講義「探求におけるアイデア」を行いました。その後もオンラインベースで、同高校とチームGANTTの講師4名で探究学習の進め方について意見交換を行いました。
年が明けて1月18日には、多数の探究学習の中から選ばれた10件によるプレゼン大会が行われます(予定)。チームGANTTも参加して、オンラインで議論を行います(予定)。
 

大学生・一般市民への講義やイベント

複数教員による文理融合講義を大学生や一般市民向けに実施してきました。

2014年5月4〜5日
京都駅ビルKids Dayへの参加(京都駅前広場)
※京都新聞や朝日新聞に紹介されました。
 ”遊びながら科学知ろう 京都駅前で催し、京大生ら指導”
 http://kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140505000026/print
2014年6月25日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2014年12月10日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2015年4月24日
 〜2015年6月12日
京都朝げいこ「歩いて学ぶ京の地理・歴史講座〜京の通りに歴史あり〜」にて
コラボ講義(2名による講義×8回、京都街歩きフィールドワーク2回含む)

※フィールドワークの様子。安藤が京都のいわゆる"番組小学校"の説明を行っています。後藤も参加し、講師2名体制でのフィールドワークとなりました。
2015年7月8日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2015年10月9日
科学バー(Cafe & Bar meme、京都先斗町)においてコラボ講演を実施
Vol.12「鴨川のいまとむかし」
  
2016年1月20日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2016年2月7日
科博連サイエンスフェスティバルに出展(京都市青少年科学センター)
「明るいって何? 温かいって何? なぜ動くの? -見えないものの働き-」
チームGANTTからは3名の講師が参加、科学館の(ちょっとレトロな?)展示装置を使いながら、学問の話を致しました。(参考資料
2016年3月13日
京都市東山区月輪学区総合防災訓練にて出展。
2016年7月6日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2016年12月28日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
2017年2月5日
科博連サイエンスフェスティバルに出展(京都市青少年科学センター)
「地形のでこぼこを探ってみよう!」
チームGANTTからは2名の講師が参加し、科学センターの常設展示や、持参した下記展示品を用いながら、京都の地形や地層、町の歴史の解説をしました。
・京都の地形パズル
・飛び出す3D地形、京都の地下の様子(ポスター)
・古地図と現代地図を比較してみよう
2017年7月14日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施

授業中の様子。班ごとに京都の様々な「テーマ」を検討中。
2018年1月19日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
テーマ:京都は千年続いたのか?
2018年2月4日
科博連サイエンスフェスティバルに出展(京都市青少年科学センター)
「京都を探検してみよう!」
チームGANTTからは3名の講師と5名の大学生が参加し、京都の地形や地層のパズルや地下探査ゲームの実演をしました。
・京都の地形パズル、京都の町並みカードゲーム
・地下探査ゲーム
2018年3月11日
京都市東山区月輪学区総合防災訓練にて出展。
2019年2月3日
科博連サイエンスフェスティバルに出展(京都市青少年科学センター)
「京都を探検してみよう!」
チームGANTTからは2名の講師が参加し、京都の地形や地層のパズルや飛び出す立体地形図の実演をしました。
2019年3月10日
京都市東山区月輪学区総合防災訓練にて出展。
現代の地図と古地図を比べて、地域の今と昔を振り返ったり、地震発生の様子を簡単な模型で説明しました。
2019年12月12日
兵庫県立大学理学部1回生向けにミニワークショップ、コラボレーション講義
テーマ:「自然の地形とそのでき方を学べる旅のルート」を考える
2019年12月25日
京都大学COC事業における講義(全学共通科目)
「地理と古典を活かした京都の旅の創造,提案」においてコラボ授業を実施
テーマ:丹後の自然と防災
2021年1月14日
兵庫県立大学理学部1回生向けにコラボレーション講義
テーマ:「滋賀県の地形・歴史のアレコレ」
講師2名が同時に登壇する「コラボレーション講義」を実施しました(対面での講義、講師2名のうち1名はオンライン参加)。歴史地理学と資源工学のコラボレーションに基づき、文理の垣根を問わず、講師間や、講師と受講者間で議論をしました。新型肺炎でオンライン講義が多かった受講生(大学1回生)からは「はじめて大学らしい講義を受けることができた!」という感想を頂きました。
2022年12月19日
滋賀大学教育学部生向けにコラボレーション講義
テーマ:「信楽の地上と地下の旅」
講師2名が同時に登壇する「コラボレーション講義」を実施しました(対面での講義)。歴史地理学と地球惑星科学に基づいた文理融合講義を行い、講師と受講者間で議論をしました。
2022年12月22日
兵庫県立大学理学部1回生向けにコラボレーション講義
テーマ:「日本を旅してみる」
講師2名が同時に登壇する「コラボレーション講義」を実施しました(対面での講義)。歴史地理学と地球惑星科学に基づいた文理融合講義を行い、地理や地質などを見どころに含んだ旅のプランを提案しました。また受講生各自にも、旅のプランを考えてもらいました。いままでやったことのないテーマに対して、自主的に取り組むことで、受講生が地球環境問題や防災についてより深く学ぶキッカケ作りを行いました。
2023年12月7日
兵庫県立大学理学部1回生向けにコラボレーション講義
テーマ:「兵庫の旅のプラン」
講師2名が同時に登壇する「コラボレーション講義」を実施しました(対面での講義)。歴史地理学と地球惑星科学に基づいた文理融合講義を行い、地理や地質などを見どころに含んだ旅のプランを提案しました。

シンポジウム・ワークショップなどの実施

複数教員による文理融合講義などをテーマに、シンポジウム・ワークショップを実施してきました。

2014年2月24日
プレシンポジウム「宇宙の彼方でも伝わる文理融合コミュニケーションを目指して〜京都を伝える授業作りから〜」(京都大学理学研究科セミナーハウス)。
主催:チームGANTT
協力:京都大学 研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム
※1枚の大きなポスター(下記)+配布資料に基づいて、パワーポイントは使わずに3名の教員が入れ替わり立ち代わり(互いが互いに質問などもしながら)模擬講義を行いました。参加者からは模擬講義に関するご意見・ご質問を頂き、以後の出前講義などに反映いたしました。

文理融合講義で使用したポスターの例

※本シンポジウムのチラシはこちら >> Click
2014年4月11日
シンポジウム「宇宙の彼方でも伝わる文理融合コミュニケーションを目指して」
(楽友会館)
主催:チームGANTT

※シンポジウムの様子(左:安藤、右:後藤)。プレシンポジウムの議論に基づいて改良を施した文理融合講義を宮城県で実際に行いましたので(2014年3月)、その再演を実施しました。このような文理融合講義に関して、参加者から講評・ディスカッションを頂きました。

※本シンポジウムのチラシはこちら >> Click
2015年3月14日
ワークショップ「実践を通じた文理融合授業」
(京都大学北部総合教育研究棟)主催:チームGANTT
協力:京都大学 研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム
※融合講義にご興味をお持ちの教員・学生・社会人の皆様にお集まり頂きまして、2名1組で「融合講義のレジメ」作成に挑戦してもらいました。急ごしらえのペアではありましたが、多くの班では30分程度でレジメ作成ができました。融合講義の可能性を感じさせるワークショップとなりました。
※本ワークショップのチラシはこちら >> Click

※ワークショップ時の様子。初顔合わせの「コンビ」で講義案を作成。
2015年11月3日
プレシンポジウム「高校での文理融合授業」
(滋賀大学大津サテライトプラザ)主催:チームGANTT
※本年5月に、大阪府内の高校で行った出前講義の内容を短縮版を再演し、文理融合講義を今後の活用方法(融合講義の方法論、融合講義の手法を他の問題解決へも活用できるか?)などを議論しました(下:懇親会での一コマ)。
2016年2月11日
「文理融合講義とActive Learningに関するミニワークショップ」
(京都大学理・京都大学総合博物館)
異分野融合やコンビ芸講義に関するワークショップを 開催しました。
13:00〜 今年度のチームGANTTの活動を報告。(1月29日に実施した福島県安達高校での文理融合講義およびワークショップでの様子と成果を報告)
13:45〜 京都大学総合博物館 企画展"京大と学校現場で紡ぐ「アクティブ・ラーニング」をめぐる航海日誌『京のイルカと学びのドラマ』"を見学。
17:00〜 座談会。文理融合講義を具体的な学びにどう活かしていくか、意見交換。
2016年3月6日
京都市歴史資料館 見学会
京都市明細図(昭和初期の地図)の展示を見学しつつ、地図をベースとした総合学習 について、参加者間で意見交換を行いました。
2016年7月29日
チームGANTTが実施する「京都市内での文理融合講義・ワークショップ活動」が、京都産学公連携機構H28年度文理融合・文系産学連携促進事業に採択されました。
 
研究テーマは下記のとおりです。

"京都の古地図をベースとした「文理融合型まなびと観光」の創造"

同年 9月以降、実際にワークショップなどを実施しました(2017年3月12日, 5月28日:後述)。また旅のしおり「京からはじまる、まちの新しい歩き方(京都中心部編)」を作成致しました (こちら)

 
※文理融合・文系産学連携促進事業とは?
 http://sangakukou.kyoto.jp/projects/bunri/
(同サイトより)
”京都地域の経済の活性化を図るためには、文理融合分野及び文系分野の産学公連携の取組を強化することにより、京都の総合力を発揮して、新事業・新産業の創出を図ることが効果的であります。そこで、京都産学公連携機構では、文理融合・文系分野において産学公連携により研究を推進するグループに助成金を交付することで、研究活動を支援し、研究開発プロジェクトや事業化へのステップアップを図ります。”
2017年3月12日
「昭和初期の古地図を用いた防災ワークショップ」
(09:00〜12:00 元月輪小学校)
本ワークショップは「平成28年度月輪学区(京都市東山区)総合防災訓練」の出展ブースの一つとして実施させて頂きました。地震や火災、台風などの災害から身を守るためには、自分自身の住む町の特徴を把握しておき、災害時対応の意識をあらかじめ高めておくが大事です。本ワークショップでは、防災・減災に先立つ基礎情報として、地域の今と昔を住民の方々に振り返っていただくため、現代の地図と古地図を比較するワークショップを開催しました。

防災訓練開始時の様子。訓練には300名ほどの方がご参加。


ブース開始直前の様子。目玉は90年前の古地図(京都市明細図)と現代地図の比較。地図にはまだメモは1つも貼られていません。


開始直後から人だかり。地図には地域の情報が次々と貼られていきます。


終了時。地図には40−50枚の書き込みメモが追加。その1枚1枚に地域の「昔」のお話が描かれています。なお写真の9名以外にも、複数名が本ワークショップの準備(事前検討会:3/1&3/10 )に参加されました。

月輪学区にお住まいの皆さんは、口々に地域の「昔」のことを語ってくださいました。その中には、防災のヒントとなるものや、新たな観光の糸口もありました。非常に盛り上がったワークショップとなりましたし、また研究者・学生・地元の皆様などのアットホームな交流の場であったと思います。とにもかくにも「地図のパワー」を感じた一日でした。
※本活動が毎日新聞京都面に掲載されました(3月14日)。
 → 古地図を防災に活用 住民ら地域の変遷確認 東山 /京都
   http://mainichi.jp/articles/20170314/ddl/k26/040/427000c

今後、本ワークショップでの成果を取りまとめた上で「なつかしMap」を作成して、月輪学区の地域住民の方々に配布させて頂く予定です。
2017年5月28日
京都市左京区 左京大博覧会に出展し、
ワークショップ「左京区のいまと昔を地図でくらべてみよう」を開催いたしました。→ http://www.city.kyoto.lg.jp/sakyo/page/0000217603.html
上記の月輪学区でのワークショップと同様に、地域の今と昔を住民の方々に振り返っていただくため、現代の地図と古地図を比較するワークショップを開催しました。

ワークショップの様子。古地図に興味津々なお子さんとお父さん。
2017年11月22日
「古地図カフェin よしだ」を開催(吉田自治会館:京都市左京区東一条通)。
約90年前の古い地図をもとにして、「よしだ」の今と昔を探りました。

ワークショップの様子。地図の周りに群がって、昔話には花が咲く〜!
2018年5月8日
「プレワークショップ:『あなたの知らない京都の旅』を考える」を開催
(京都府立京都学・歴彩館にて開催)
京都府立京都学学・歴彩館、チームGANTT共催
詳しくはこちら

秋のワークショップ(下記)に先立って、「こんな感じのワークショップを秋にやりますよ」という、宣伝を兼ねた「プレワークショップ」を開催しました。チームGANTTの3人(大学教員)が、歴史地理・工学・物理とそれぞれ専門分野目線からみた「京都の旅」を紹介しました。
一方、京都府立京都学・歴彩館さんからは、同館の豊富な資料をどう探すか、検索のデモンストレーションが実施されました。

イベントにあわせて、旅のしおり「京からはじまる、まちの新しい歩き方」を歴彩館さんの図書館の特別コーナーに置いて頂きました!
(写真はクリックで大きくなります)
2018年10月23日,
 10月30日, 11月27日
「ワークショップ:『あなたの知らない京都の旅』を考える」を開催
(京都府立京都学・歴彩館にて3回に渡って開催)
京都府立京都学・歴彩館、チームGANTT共催
詳しくはこちら(京都府による開催報告)


参加者には「京都と○○」という独自の旅のプランを作っていただきました。各自でテーマを決めてもらい、京都府立京都学・歴彩館の中などで資料を探しながら、旅プランを練っていきます。本当のテーマは、京都の住民自らが「あなたの知らない京都の旅」 を考えることです。京都に住む人自身の「まなび」になると同時に、 京都の魅力の外部発信へも繋がっていくに違いありません。そんなワークショップを全3回に渡って開催しました。

ワークショップ成果その1:京都市全体を見て回る旅

第1回:イントロダクション
「京都と明治」をテーマにチームGANTTの3人が、それぞれに旅のプランを発表しました。「京都と大学の旅」「100年間忘れ去られた京都の地下水の旅」
「京都と近代化を巡る旅」などがワークショップで作る「京都の旅」の例として挙げられました。

ワークショップ成果その2:洛北・洛東の旅

第2回:資料に触れてみよう
京都府立京都学・歴彩館さんから、所蔵の資料の紹介や京都資料総合閲覧室の使い方や資料の探し方などについて案内がされました。各自の旅のプランをどうやったら完成できるか、そんな資料があるのか、ワイワイガヤガヤと、みんなで相談しましたが、時間はあっという間に過ぎてしまいます。続きはぜひ、歴彩館図書館などへ相談して下さいね!ということで、1ヶ月間の自習期間のスタートです。

ワークショップ成果その3:知られざる(?)京都の歴史をたどる旅

第3回:ポスター発表会
参加者各自が持ち寄った「旅のプランポスター」をお互いに説明しあいました(ポスターセッション)。どの旅もとても興味深いものでした。

ワークショップ成果その4:京都の水を巡る旅

ワークショップでは10以上の旅のプランが提案・作成されました。それらの一部を基にしてチームGANTTがポスター4枚に再構築。ワークショップの概要ポスターをあわせた合計5枚のポスターを、京都学・歴彩館内で展示致しました。
(掲示期間:2019年3月27日〜4月9日)
※上の5つのイメージは、展示されたポスターの縮小版です。

図書館入り口のすぐ横で展示させて頂きました。


どの旅のプランも魅力的。パンフレットにして宣伝したいくらい!
2019年3月10日
平成30年度月輪学区(京都市東山区)総合防災訓練に出展しました。
(元 月輪小学校)
チームGANTTでブースを出しました。現代の地図と古地図を比べて、地域の今と昔を振り返ったり、地震発生の様子を簡単な模型で説明しました。
2019年2月3日
第13回「科博連サイエンスフェスティバル」に出展しました。
( 会 場:京都市青少年科学センター・京エコロジーセンター)
科学系博物館・企業・大学・高校による親子で楽しめる工作・実験のブース、などが出展されました。チームGANTTもブース「京都を探検してみよう!」を出店しました。京都の地形を示した同センターの展示地図やデジタル地図をみながら、机やパネルの上で京都のいろいろな場所を探検しました。
2020年2月2日
第14回「科博連サイエンスフェスティバル」に出展しました。
( 会 場:京都市青少年科学センター・京エコロジーセンター)
昨年同様、京都の地形を示した同センターの展示地図やデジタル地図をみながら、机やパネルの上で京都のいろいろな場所を探検しました。
2021年11月23日
2021年3月から、チームGANTTは合同会社ばとん(代表社員:小菅晃樹)と連携し、淡路島のとある地域の地域振興プロジェクトをスタートしました。複数回のオンライン会議を経て、11月23日に淡路島のさらに南に浮かぶ島「沼島」を訪問しました(写真は奇岩「上立神岩」)。
今後、観光や学問について活動を展開する予定です。



※訪問時の様子(インタビュー)が記事になりました。
日本初の商品が2種類完成!「あわじのむらづくり」@淡路島
https://prtimes.jp/story/detail/yxJOn1HL1kr

京都大学学際研究アイデアコンテスト『一枚で伝えるイノベーション』への参加

たった1枚の紙をベースとして、専門分野の枠組みを越えた新しい(おもしろい)ことを提案できるか?
京都大学が始めたユニークなコンテストが、チームGANTT誕生のきっかけとなりました。

2013年7月
タイトル:”宇宙人に伝えたい〜コンテキスト共有ゼロから創出〜”
→ 1次予選突破、みごと奨励賞を受賞!


※その時の様子はこちら!

WIRED 2013.10.9 掲載 ”研究分野の壁を越え、新たな知を生み出せ!:
「京都大学 学際研究着想コンテスト」の挑戦”より(熱演する常見)。
http://wired.jp/2013/10/09/cpier-kyoto-u-contest-2/
2014年7月
”「一枚で伝え」「一枚を創る」科学の原点に立ち戻る文理融合授業”
→ 残念ながら1次予選敗退。
2015年7月
”これまでの千年から解き明かす、これから千年未来の街の想像図の研究”
→ 残念ながら1次予選敗退。
2016年7月
”時の多様性〜時感覚の多様性の意味は何ですか?〜
→ 残念ながら1次予選敗退。
2020年2月
大フォローアップ大会へ参加。

チームGANTT

・2013年結成
・文系理系の融合講義
・複数教員によるチーム講義
・複数教員によるワークショップ

などを開催しています。文系・理系を問わない様々なテーマについても、中学校・高校・一般の方々からの講演のご依頼を承っております。多様なテーマに対応いたします。